かゆいところはありませんか。
体が硬い人へのプレゼントです。
耳がかゆい時は綿棒のプレゼント。
背中がかゆい時には、孫の手が必要です。
いわゆる孫の手ですが、
孫の手とはよく言ったものです。
年を取ると体が硬くなる、そのころには孫がいるかもしれない。
孫に背中をかいてもらう、これが家族の幸せ
みたいな世界が過去にはありました。
今は、おとり寄りが増えて、子どもは少ない、
何でも自分で解決しなければなりません。
孫が、みんなでお金を出し合って孫の手を買うのもいいですね。
100円ショップにもたくさんのタイプの孫の手があります。
ギフトには、国産のいい竹を使った高級孫の手がいいでしょう。
良いものは、やはり気持ちのいいものです。
ギフトとなれば、100均というわけにはいかないでしょう。
ギフトには、リスペクトが伝わらなくてはいけません。
ある落語家の言葉ですが、
よいしょってのは、なかなか奥が深いんでござんすよ。
ほめ方ひとつで、ご機嫌が変わっちゃうんだからね。
こんなことはありませんかね。
よいしょ、しようと思って、
何か服装や、持ち物を手っ取り早くほめる。
こんなよいしょは多いよ。
「いい服ですね」とか、
「いいネクタイ」ですななってね。
「いい靴ですね、ピカピカしてますね、お高いんでしょ。」
いよ、大統領なんてね。
でもね、こんなの初心者ですよ。
おいらなんて、そんな風には言わないね。
ひねりが足りないもん。
ホントに、よいしょするなら。
「いい靴ですね」じゃだめよ。
こういうんだよ。
「いい靴ベラで、はいていらっしゃいましたね。」
なんて、よいしょしちゃう。
このお方が使う靴ベラは、庶民の使う靴屋のおまけの靴ベラじゃないよ。
「べっこうですか」
「すべてのものが高級品でしょうね。」
「いやー、粋だね、憎いよ、この大社長!!!」
こうやるんだよ、
覚えておきな!
わかったかい。
「いいネクタイですね」じゃないよ、
「どこの美人さんが結んでくれたの、この色男!!」